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クラシックカーが大集合!飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025【飛鳥地方おさんぽガイド】

2025.12.19

天高く馬肥ゆる秋、明日香村に往年の名車が一堂に会す。

「大和三山クラシックカーフェスティバル」をご存じでしょうか?
橿原運動公園で毎年行われていたこのお祭りが、今年は「飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025」と銘打って開催されました。
今回は「飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025」のレポートをお届けいたします。

飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025とは

全国からクラシックカー・スーパーカーが明日香村に集まります!

  • 2026年の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」。登録されれば奈良県では4ヶ所目の世界遺産となります。
    「飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025」では、その構成資産をクラシックカーで巡る「飛鳥・藤原ヒストリックパレード」を特別開催。
    パレードには来年60周年を迎える奈良交通ボンネットバスも参加し、ボンネットバスに乗って世界遺産登録候補地を巡るショートツアーが催されます。
    会場には全国から100台のクラシックカーとスーパーカーが会場に集まり、さらに警察・消防・自衛隊車両などの働く車も登場します。
  • 「飛鳥・藤原の宮都」構成資産のひとつ、石舞台古墳。
  • ステージでは、自動車ライターの「西川淳(にしかわじゅん)」氏と、自動車ジャーナリストでAJAJ会員の「今井優杏(いまいゆうき)」氏によるトークショーを予定。
    共に奈良県出身で日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務めるお二人の、自動車愛にあふれたディープなトークをお楽しみに。
    会場内特別スペースでは特別協賛企業による催しも盛りだくさん。
    小学生向けの電動キッズカートで遊べる「チャウピーカートサーキット」や、「交通安全教室」、「新型車両の展示」など、大人から子供まですべての自動車ファンが楽しめるイベントです。

  • 会場となる明日香村役場。

「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産巡りもおすすめ!

当日は「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産へ足を伸ばしてみませんか?
数は多いですが、会場から気軽に徒歩で迎える場所も多く、一見の価値あり。
「飛鳥・藤原の宮都」マップでは各資産の詳細まで紹介しています。気になった場所にぜひ行ってみてくださいね!

 

「飛鳥・藤原の宮都」マップ – 目指せ!2026年世界文化遺産登録 –

 
と、いうわけで…。

飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025に行ってきました!

 

11月の晴天。気温もぽかぽか。

11月23日。もとは「新嘗祭」、戦後に「勤労感謝の日」に改められた年間を通して最後の国民の祝日です。
この日は明日香村だけではなく、各地でイベントやお祭りが開催されており、また晴れの特異日として晴天にも恵まれやすい日のイメージがあります。
2025年の勤労感謝の日も、全国的に晴れが多かったようです。
ご覧ください、この見事な秋晴れ。雲ひとつありません。日差しが眩しくて暑いです。もうすぐ12月になるのに…。


明日香村を訪れると、ものすごく晴れるか、しとしと雨のどちらかな筆者。
  • 何度も訪れている明日香村ですが、村役場でのイベントに参加するのは初めてです。
    明日香村役場は、令和5年5月8日に新庁舎を開庁したばかり。
    明日香の素晴らしい景観や自然を守るために制定された「明日香法」に則り、古都の景観に馴染む屋根瓦を使った和風建築の新庁舎は、明日香村の新たなシンボルです。
    敷地中央の水路を挟み、広々とした駐車場には芝生が敷かれたりと自然との調和も大切にされています。
    「古都の甍(いらか)に、人々が集う。」というコンセプト通りの、美しい建物ですね。
    入ってみたかったんですが、他県民が観光気分で入っていいものか躊躇してしまう部分もあり、今回は堂々と役場の敷地に足を踏み入れることができる点も嬉しいところ。
  • 写真奥が新庁舎の行政棟。手前には本日のイベントステージ代わりのトラックが止められています。

それでは、さっそくイベントを見て回りましょう!

まずはツアーの申込みを。

会場に到着して、真っ先に向かったのは奈良交通のブース。
ちょうど開会式が始まるところだったんですが、どうしても手に入れておきたいものがありまして…。


あった!

奈良交通のボンネットバスによるショートツアー!
こちらは、飛鳥・藤原の世界遺産登録候補地を、明日香村プロガイドの解説を受けながら巡るスペシャルなツアーなんです。
当日現地で朝9時から受付しているのですが、乗客上限が20人、一日2便しか枠がありませんので、先着40名様限定。
一応、ちょっぴり遠慮して9時半ごろに行ってみたのですが、無事先行の13時30分のチケットを手に入れられました…!
それでは改めまして、イベントを見学して参りましょう。

当日晴れ過ぎたおかげか、今井さんがずっとファイルで顔をガードしていたのが印象的でした。
チケット購入している間に始まっていたオープニングセレモニー。

 

美しく尊いクラシックカーを間近で見れる。

  • 明日香村役場の駐車場は複数の区画に分かれており、全て合わせると常時200台以上の車両を駐車するスペースが設けられており、当日参加の車両はそこに展示されていました。
    特に南西側の一番大きな駐車場に展示されている車は、10時30分から飛鳥・藤原ヒストリックパレードに参加する車両たち。
    ここに集まっている車は全て現役で走る車。中には私が産まれる前どころか、両親が産まれる前に生産された車もあるんですよ。
    今日まで大切に保管し、丁寧に整備を続け、人から人へと受け継がれてきた往年の名車たちが、どれほど尊いものかは理解しているつもりです。
    ビビッてしまって少し離れて車を見学させていただきました…。
    間近で車両を見学したい時は、オーナー様の許可なくお手を触れない様に。
  • どの車も太陽の光を美しく反射してキラキラと輝いていました!

筆者はクラシックカーに関する知識がない、というか車の名前やメーカーなどほとんど知りません。
大変申し訳ないのですが、とりあえず当日は気になった車を写真に収め、後日ネットで調べるという方法で車の名前や年代を特定しております。
情報に間違いなどもあるかもしれませんのであしからず…ご指摘いただけますと嬉しいです。

  • そんな素人目にも息をのむほど美しい名車たち。映画や広告、アニメやポスターで見たことがある車も多く、もちろん初めて見た全く知らない車もあって、とても楽しく見学させていただきました!
    各車オーナー様も、積極的に魅力を伝えようとしていらっしゃる方や、小さなお子さんのためにエンジンをかけ、リトラクタブル・ヘッドライト(車体内部に格納できる方式の前照灯)を動かしてあげる方など、ご自分の愛車を色んな方に見てもらうことがとても嬉しいのだなと伝わってきました。
  • トヨタ・AE86スプリンタートレノ。あっ、これが有名な「ハチロク」か!と後で気付きました。
  • 「フィアット・アバルト 750GT ザガート」。シルバーの車体にダブルバブルルーフがカッコいい!
  • 1930年台英国製の「MG・J2 ミジェット」。ベビーブルーの車体カラーがとっても可愛い!
  • 初めてポルシェの名を冠した自動車「ポルシェ・356」。後ろに積まれたトランクまでおしゃれ!

 

飛鳥・藤原ヒストリックパレードが開始。

車の見学をしている間にあっという間に10時30分。飛鳥・藤原ヒストリックパレードの開始時間になりました。
和歌山のダンスチームによるパフォーマンスを皮切りに、クラシックカーが明日香村・桜井市・橿原市を一時間半ほどかけて巡ります。
パレードには前述の奈良交通ボンネットバスも参加。
今回はパレードの開始地点を駐車場の土手の上から見学してみました。


ダンスチームによる、よさこい踊りのパフォーマンス。後方の旗振りがとても迫力がありました。

パフォーマンスの後、先導車の後に続いて、先ほど見学していた車が次々と会場から発進していきます。
実際に現地にいるとエンジンの音やガソリンの匂いが臨場感たっぷりで、ピカピカのクラシックカーたちが誇らしげに車道へ出ていく姿は大変見応えがありました!

  • 先ほどのトランクを背負った「ポルシェ・356」!走ってる姿を見られて感動!
  • ルノーの「アルピーヌ・A110ベルリネット」。美しい青色が秋空に映えています。
  • 1945年に誕生した「MG・TC ミジェット」。エレガントな車体にうっとり。
  • 「ロータス・ヨーロッパ」。漫画「サーキットの狼」主人公の愛車と同じモデルだそう。
  • ちっちゃなボディに愛らしいカナリア・イエローがぴったり似合ってる「スバル・360」。
  • 先進的なデザインと世界初の2ローターREで世界を魅了した「マツダ・コスモスポーツ」。

 

出店ブースのご紹介。

パレードの出発を見届けましたので、一度車両展示以外のブースも見て回りましょう。
フェスティバル会場ではキッチンカーや協賛企業の出店があります。
お昼になったらこの辺りでランチを購入してみましょう。

  • 協賛企業の出店ブース。手前のテントでは柿の葉寿司ヤマトのおいしいお寿司を販売。
  • フードテント。明日香村や周辺地域からの出店が中心。
  • こちらはキッチンカー。明日香村の人気店舗がたくさん出店していました。

お子様もたくさん楽しめるクラシックカーフェスティバルでは、小学生向けにトヨタユナイテッド奈良のオリジナル電動カートを使った「チャウピーカートサーキット」が登場。
また、警察・消防・自衛隊車両などはたらくくるまの展示が行われていました。
防災広場には飛鳥ハーフマラソンの大会シンボルとして人気を集めるエアー遊具「四神ふわふわエアーランド」も登場!

  • お子様に大人気のチャウピーカート。かっこいい!
  • たくさんのお子様が自衛隊車両に登らせてもらっていました。ちょっとうらやましい。
  • 明日香ハーフマラソンなどのイベントでおなじみ「四神ふわふわエアーランド」。

その他にも、今では入手困難な時代の古本・古雑誌・古チラシなどの販売や、本物のクラシックカーの展示販売などもあり、物販だけでも見応えたっぷりでした!

 

キッチンカーでランチをゲット!

  • そろそろお腹が空いてきたので、先ほどのキッチンカーが並ぶブースに戻ってまいりました。
    キッチンカーは計5台。明日香村からは石舞台古墳側のレストラン「ポカフレール」と飛鳥寺近くの古民家カフェ「虹畑」が。
    他には桜井市から葛スイーツの「天極堂」、香芝市から「いなりのいいなり」、五條市から農家のジェラート「大和五條MARUSE」が出店していました。
    特に行列ができていたのは「いなりのいいなり」の厚揚げバーガー。バンズの代わりに厚揚げを使ったヘルシーなバーガーとのこと。
    さて、このキッチンカーからどちらのお店でランチを買おうかな?

ミートソースのいい香りが……。

ポカフレールの「いのししのミートソーススパゲティ」。明日香村内のイベントにキッチンカーで出店されていることが多いのですが、筆者が遭遇するのは初めて。
ジビエ料理が初めての人でも気軽に召し上がれるメニューを、外でいただける貴重な機会。今日のランチはこちらにしましょう!
注文するとその場でモチモチの生パスタにソースを絡めて調理してくれます。出来立て熱々のパスタが食べられますよ。
さらに会場に来る途中、橿原市の人気ベーカリー「パルファン」「極みブリオッシュの贅沢ベーグルバーガー」も購入しておりましたので、こちらも一緒にいただきます!

  • ポカフレール「いのししのミートソーススパゲティ」。ポカフレール「いのししのミートソーススパゲティ」。
  • パルファン「極みブリオッシュの贅沢ベーグルバーガー」。パルファン「極みブリオッシュの贅沢ベーグルバーガー」。

明日香村役場の敷地内には芝生がたくさんあるので、その辺に座ってピクニック気分でランチをいただきます。
まずは「いのししのミートソーススパゲティ」から。パスタはもちもちとしておりソースが良く絡んで美味しい!
普通のミートソースよりお肉の甘みと塩気を強く感じるのが、いのしし肉の特徴でしょうか。お肉のコクを強く感じるお味でした!
「極みブリオッシュの贅沢ベーグルバーガー」は、通常より卵とバターの配分を多めにし、24時間以上熟成発酵したブリオッシュ生地で作ったベーグルをバンズにを使用。
モチモチのベーグルにふわっと食感のハンバーグと瑞々しいトマト・レタス、とろっと半熟の目玉焼きを挟んでいます。こちらも美味しい~~~!


文章にまとめてしまうとよく似たお料理のようですが、バーガーとスパゲティって全然違う料理だからOKです。

奈良交通ボンネットバスに乗ってショートツアーへ!

 

ボンネットバスとご対面。

のどかな明日香村の風景をながめつつゆっくりランチを楽しみ、クラシックカーやステージで行われているダンスコンテストを見学していたらあっという間に13時すぎ。
ボンネットバスショートツアーの集合時間がせまってきました。
のりばへ行っていると……。

  • いました~!初めて見るボンネットバス!
  • 後ろ姿もコロンとしていてかわいい。

すでにヒストリカルパレードから帰ってきたボンネットバスが停まっていました!
レトロでクラシカルなボンネットバス。乗ってみたかったんですよ。
「ボンネットバス」とは、エンジンを搭載したボンネットが運転席前方下に突き出ている構造のバス車両で、アメリカではスクールバスなどで現在も使われており、日本では昭和期に広く使われていたそう。
乗車のために集まったお客さんの前で、名物車掌のユンケル上條さんがボンネットバスの解説をしてくれました。
ボンネットバスは人だけでなく郵便物も運んでいたそうで、郵便物を運んでいる便では目印として旗が掲げられていたそう。
時には朗報を、時には悲報を。まだ電話の普及も少なかった当時の人々が、一日数回やってくるバスに旗が掲げられているか気にかけながら到着を待っていたかと思うと、微笑ましいような切ないような気持ちになります。

  • 当時を再現した旗と、当時の郵便物を入れていた袋の解説をするユンケル上條さん。
  • 手に持っているのは、ウインカーのなかった当時使われていた手動の「方向指示器」。
  • こちらも当時使われていた乗車券。大変貴重な資料を間近で見せていただきました。

13時半。いよいよツアーの始まりです。
順番にバスに乗車していきます。


いってきまーす!

 

ツアー前半は明日香村の構成資産を巡ります。

  • 今回のショートツアーの所要時間は一時間程度。村役場を出発してから前半のルートは、天武・持統天皇陵、高松塚古墳(高松塚周辺地区)、飛鳥駅前を経由してキトラ古墳へ。
    キトラ古墳までは車窓から眺めるのみですが、バス車内では飛鳥地域プロガイドの平井さんが同乗して各構成資産にまつわる解説をしてくださいます。
    中でも印象的だったのは、高松塚古墳のお話。
    高松塚古墳は1972年に発見された古墳ですが、実は鎌倉時代に盗掘に遭い、被害確認の見分のために内部を調査した資料が残されています。
    古墳、特に「皇室の陵墓」は宮内庁が管轄しており、学術的な目的があっても立ち入りや発掘等の調査は厳格に制限されています。
  • 飛鳥地方プロガイドの平井さん。長期間の育成プログラムを経て資格を得た「飛鳥地方のプロフェッショナル」です。
  • しかし、当時の盗掘被害を見分した記録には、驚くほど詳細な調査結果が残されていました。
    鎌倉時代は戦乱の世で、朝廷の権威が弱まり、陵墓が盗掘されることもしばしばあったようです。
    高松塚古墳も例に漏れず被害に遭い、当時の役人が現地を見分した記録が、現代の研究者にとって貴重な情報源となっています。
    その一部を紹介すると、石室は立派で瑪瑙のように磨かれ、両開きの扉には獅子頭の把手が付き、棺台の上には遺骨が残っていたと記されています。
    高松塚古墳は2005年の発掘調査によって、藤原京期(694年〜710年)に建造されたことが確定しています。
    古墳の完成から約600年後に記された情報が、さらに700年余りを経て現代に伝わっている。こういうところが、飛鳥古墳らしくて実に面白いですね。
  • 数年前、高松塚古墳に初めて訪れた時の写真。この時はなんか有名な壁画があることくらいしか知らなかったなぁ。

とはいえ、今回のショートツアーは非常にタイトなスケジュールで進行しているため、高松塚古墳での下車は無し。
到着した「キトラ古墳・四神の館」は明日香村観光では特にオススメのスポット。
面白い資料が全部無料で見学できますし、期間限定・予約制の壁画見学も是非体験していただきたいです!
四神の館の中ではボランティアガイドさんが案内をしてくれますし、映像コーナーやベンチもたくさんあるのでゆったり観光にもぴったり。
しかしこちらで設けられた自由時間は、約10分
駐車場からキトラ古墳までは、途中で四神の館を経由して徒歩で、急いで歩いても3分ほどでしょうか。
四神の館の中まで見学するには、全く時間が足りません。
ツアー参加者のみなさんは小走りで四神の館や古墳へ向かっていきましたが……。

一方、筆者はというと、四神の館にはすでに二桁回数訪れているため今回はパス。
ツアースタッフの方と談笑したり、ボンネットバスの撮影に勤しんだりと、別の楽しみ方をしていました。


パスしたけど本当にオススメな「四神の館」。是非壁画見学の予約もして、行ってみてくださいね!

 

ツアー後半は藤原宮跡へ。

再びバスに搭乗し、ツアーは後半へ。再び高松塚周辺地区、天武・持統天皇陵を経由して北上。
甘樫丘、雷丘を経由して、明日香村お隣の橿原市へ向かいます。

  • 真ん中の木の辺りがそれ。このあたりは田園風景も美しく、お散歩にもピッタリなんです。車窓からぱしゃり。飛鳥川すぐそばのパワースポット「弥勒石」が。健脚にご利益あり。
  • こだわりの野菜や食材・料理が集まる明日香ビオマルシェ。金曜日の午前中に明日香村に滞在しているならぜひ行ってみて欲しいイベントです。「雷丘」の側にある産直市場「夢の楽市」では、毎週金曜日の午前に明日香ビオマルシェを開催!
  • 写っているのは朝堂院の東門跡と南門跡かな?奥の山は大和三山のひとつ「耳成山」です。これも車窓から。遠くに見える朱色の柱が、藤原宮跡の象徴です。
  • 藤原宮跡に到着しました!
    停車した駐車場は、「藤原京」のメインストリート「朱雀大路跡」のすぐそば。
    藤原京(694~710)は持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都です。
    その都において、当時の天皇の住まい(内裏)や、政治の中心施設(大極殿・朝堂院)が置かれ、瓦葺きの塀で囲まれた約1km四方の広大な宮殿が「藤原宮」。
    南正門から「朱雀大路跡」が南へまっすぐに伸び、藤原京を東西に分かつ基準となっていました。
    藤原宮は、日本ではお寺以外で初めて瓦を使った建物が建てられた場所でもあり、瓦の生産は近隣だけでは追い付かず、当時は淡路島や現在の香川の方でも生産されていたそう。
  • 初夏に撮影した藤原宮跡「朝堂院東門跡」。奥には蓮池が。
  • 春の藤原宮跡。桜と菜の花を見にたくさんの人が訪れています。
  • しかし藤原京は、わずか十六年で廃されることとなりました。その理由については、いくつかの説が挙げられています。
    藤原京は、中国の首都・長安を手本としましたが、その頃は大陸との交流が途絶えており、最新の都市事情が伝わらないまま造営が進められました。
    都の完成後、およそ三十年ぶりに遣唐使を派遣すると、実際の長安と藤原京は大きくかけ離れた形となっていたのです。
    さらに藤原京は立地条件にも恵まれず、地形の勾配によって汚水が大内裏に流れ込み、ゴミや糞尿の処理が追いつかない。
    疫病や自然災害も相次ぎ、藤原京は短い期間で廃都となります。
    藤原京での反省は次の都・平城京に活かされ、律令国家としての体制が整えられていきます。天平文化が花開き、時代は飛鳥から奈良へと移っていきました。

藤原京は飛鳥時代の終わりの象徴。
現在は田園や畑の中に残る跡地として、朱色の柱が建てられ、在りし日の姿に思いを馳せる場所となりました。
そんな場所で……。


ボンネットバスの撮影会が始まります!

もちろんここでの下車自由時間も非常に短いので、みなさんガイドに耳を傾けつつも、移動せず、バスを取り囲み、一心不乱に撮影しています。
最高のお天気に恵まれたこの日。勿論私もカメラとスマホを交互に手に持ちパシャパシャ。
角度を変えたりする余裕もあまりありませんでしたが、素敵な写真が撮れました!

  • このシルエット。本当にかわいいですね…!
  • ユンケル上條さんとボンネットバス。なんて絵になるコンビなのか…!
  • 耳成山を入れて寄ってみました。

というわけで撮影会を堪能した面々は再びバスに乗り込み、会場へ帰還。
あっという間で濃密な一時間でした…!

閉幕まで駆け抜けます!

 

〆は濃密で楽しいトークショーと、お楽しみのアレ。

ボンネットバスを降りてスタッフの方々にご挨拶をしている間に、ショートツアー二便目が出発して行き。
再び会場のクラシックカーを駆け足で見学していきます。というか、ここまで時間が足りなくて…実は半分ほどしか車を見ることができていません。
あっちこっちにフラフラ歩いていると、ステージの方から笑い声が…。
近づいてみると、西川淳氏と今井優杏氏のトークショーがすでに佳境の入っていたようで。
私が近づいたそのタイミングで、協賛企業様から提供された商品をプレゼントするじゃんけん大会が始まりました。

  • じゃんけん大会は壇上のお二人が出した手に対して、勝った人が勝ち進み、規定の人数になったら獲得する流れ。
    賞品のなかには非売品も多く、自動車愛好家の方には垂涎の品々……なのでしょう。
    自動車シロウトの筆者も混じって大会に参加してきました。
    このじゃんけん大会が非常に白熱しまして、豪華な賞品を目当てに来場者が詰めかけていました。
    壇上のお二人はじゃんけん大会も慣れっこの様でしたが、特に今井さんは非常にじゃんけんが強く、なかなか勝負が決まりません。
    しかしそれがまた会場のボルテージを上げていきます。
    結果、筆者は最後まで勝ち残ることは一度もありませんでしたが、その場にいたみなさんと同じ時間を共有できたのは本当に楽しいひとときでした。
  • 老いも若いも、みんな夢中でじゃんけんほい。

じゃんけん大会の後にトークショーも終了し、昼間に行われていたダンスコンテストの結果発表が行われました。
これでクラシックカーフェスティバルは閉幕。
実は、ランボルギーニなどが集まっているスーパーカーのブースは殆ど見ることができなかったほど、多くの車が参加していた飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル。
普段はのどかで静かな明日香村の、秋晴れの空の下、本日参加した名車たちがエンジンを響かせ一台、また一台と去っていきます。
また来年もここで、往年の名車に再開できることを願って皆さんを見送り、本日の取材を終えました。

アクセス情報

飛鳥・藤原クラシックカーフェスティバル2025の会場は「明日香村役場」です。

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