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泉佐野市初のイチゴ狩り農園「Ichigo Lab Izumisano」【泉佐野市おさんぽガイド】
2023.02.21
泉佐野市初のイチゴ狩り農園「Ichigo Lab Izumisano」
2022年に開業したいちご農園「Ichigo Lab Izumisano」。
品質の良い美味しいいちごが話題の同農園が、2023年2月より待望のいちご狩りを始めました!
4~5種類のいちごを、45分たっぷりいただける大満足のいちご狩りをご紹介します。
Contents
4~5種類のいちごが食べ放題!Ichigo Lab Izumisano のいちご狩り
章姫・紅ほっぺ・よつぼしなど、いちご狩りの人気品種が勢ぞろい!
Ichigolab Izumisanoでは、4~5種類のいちご狩りを楽しめます。
農園で育てられているいちごは、章姫・紅ほっぺ・よつぼし・おいCベリー・かおり野の五種類。
どのいちごも生食に適しており、柔らかめの果肉が特徴。
大きなものはまるで赤ちゃんのこぶしくらいの大きさがあり、果汁もたっぷりで甘く香りの強いいちごをいただけました。
※天候の影響により、全ての品種を提供できない場合があるとのことです。ご了承ください。
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章姫(あきひめ)
長めの円錐形の果実が特徴的な章姫。酸味が少ない分、甘みを強く感じられるいちごです。
果肉は柔らかめで、小さなおこさまにも好まれます。
主な産地は静岡県で、農園で扱われているいちごの中では一番古い品種ながら、根強い人気があります。 -
紅ほっぺ
甘みと酸味がほどよく、濃厚な味わいが特徴の紅ほっぺ。
名前の通りつややかな赤色の果皮、中まで淡赤色に染まり、ほっぺがおちてしまうような食味の良いいちごです。
3月に収穫のピークを迎えるので、いちご狩りでも大変人気が高い品種です。
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よつぼし
よつぼしは、大変珍しい種子繁殖型の品種。
母はかおり野、父はさちのかやとちおとめの系譜を引き継いだ品種で、「甘味」「酸味」「風味」が四つ星級の美味を誇ることが名前の由来となっています。
円錐形の光沢のある赤色の果皮が美しく、見た目の良いいちごであることも特徴的です。 -
かおり野
三重県が開発したいちごかおり野。最大の特徴はその香り。
「リナロール」というフレッシュで甘い香気成分を多く含んでおり、いちごの甘みとの組み合わせでより香り高く風味豊かに感じられます。
果肉はかためで、甘味が強く酸味はおだやか。カットした断面の赤と白のコントラストが美しいいちごです。
園主おすすめはおいCベリー!
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おいCベリー
名前の通りとっても美味しいおいCベリーは、ビタミンCなどの栄養価向上を目標に開発された品種です。
登録は2012年と新しい品種で、やや縦長の円錐形で比較的大粒。さちのかを親に持ち、さちのかより高い糖度を有した濃厚な味わい。
約7粒で1日のビタミンC必要量を摂取できる栄養価の高さが特徴で、総ポリフェノール含量の値も高く健康志向の方にもおすすめのいちごです。
いちご狩りはハウスの中で。雨の日も安心♪
- Ichigo Lab Izumisanoのいちご狩りは、ハウスの中で行います。
2022年に開設したばかりの広々としたハウス内には、ところどころ休憩用のベンチなどが設けられ、腰の高さに植えられた水耕栽培のいちごは大人も子供も採りやすい位置に生っています。
足元はシートが敷かれていますが舗装されているわけではないので、歩きやすい靴でお楽しみください。
また、農園には車いすの方もご利用可能なお手洗いも完備されているので安心です。
45分という時間設定がちょうど良い…!
- 多くのいちご狩り農園では、30分か60分の制限時間を設けておられます。
筆者もいちごが大好きで、毎年いちご狩りに出向くのですが…大抵は30分ほどで満足する量をいただけてしまうんですよね。
しかし時間が30分となると結構せわしなく、60分だとゆっくりと楽しめるものの、時間が余りがちに感じることが多かったんです。
Ichigo Lab Izumisano のいちご狩りは、45分の制限時間を設けられています。これが大変、ちょうど良かった。
始めに大粒のいちごを探して巡り、各種いちごを食べ比べ。
広々とした通路が設けられており、他のお客さんに過剰に気をつかう必要なく、ストレスフリーに楽しめました。
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30分ほどすると多くの方が、食べ飲み放題で開放している飲み物やアイスクリーム・チョコソースなどで味変を楽しんでいました。
私もアイスクリームとチョコレートソースを少し持ってきて、いちごと合わせて食べたり。
最後にもう少しだけ、気に入った品種のいちごを探して味わって、満足したなぁと感じた頃にぴったり45分を迎えており…。
参加していたお客さん全てがハウスの入口に自然と集まっている状況となっていました。
この時間設定はとてもよく考えられているなと感じました。
おみやげにも美味しいいちごをお買い求めいただけます。
- いちご狩りでたっぷりいちごをいただいた後。ご家族へのお土産や、まだ食べたりない!という方はぜひ直売所へお立ち寄りください。
農園で採れたての厳選されたいちごを販売されています。
贈答用のような美しいいちごや、家族でたっぷり楽しめるパック、ジャム用のいちご(にしてしまうには贅沢なりっぱないちごです!)を販売されていることも。
筆者が訪れた時には、ジャム用の章姫が販売されており、お鍋いっぱいのジャムを作ることができました。
スマート農業を取り入れた Ichigo Lab Izumisano の園主は現役大学生!
ここまでご紹介してきた「Ichigo Lab Izumisano」。
このいちご狩り農園を開業させたのは、大学に通いながらイチゴの育成を勉強してきた22歳の大学生。
大学ではいちご栽培を専門分野とする、環境制御技術の研究室に所属しており、スマート農業を現場に取り入れていく研究を行っているそう。
泉佐野市のスマート農業推進プロジェクトに参加し、観光農園開業と新規就農のモデルケースを目指し、見事にいちご狩り農園を開園されました。
大変爽やかなお人柄ですが、いちご狩り中も育成中のレーンで真剣にいちごの様子を観察し、世話を行っている姿をお見かけしたことがが大変印象的でした。
アクセス情報
Ichigo Lab Izumisano いちご狩りの料金と予約について
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いちご狩り時間制限
45分間食べ放題(最初の5分は説明時間となります)
営業時間
水・土・日曜日の 10:00 – 15:00
休業日
月・火・木・金曜日
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料金
大人(中学生以上)/2,500円
小学生/2,000円
3歳以上~小学生未満/1,500円
1歳~2歳/500円
0歳/無料
ペットの同伴はお断りしています。
詳細・予約方法
公式サイトから、または公式LINEアカウントを友達登録してご予約ください。
Ichigo Lab Izumisano 公式サイト
Gomon no yado からのルート
Gomon no yado からは、自転車や自動車で10分前後で到着します。
周辺は道幅が狭く、特に住宅街の中はすれ違い困難な道幅であることが多いです。
自動車の場合は、GoogleMapが示す通りに、少々迂回した方が安全に走行できます。十分お気をつけてお出かけください。
また、Ichigo Lab Izumisanoの駐車場台数は10台ほどとなっています。
sano no yado からのルート
sano no yado からは、泉佐野駅前バス停よりバスをご利用ください。
南海バス[721/722/723/724]犬鳴線「泉佐野駅前バス停」から「犬鳴山方面行き」のバスに乗り、「久の木バス停」で下車します。
バスの本数が1時間に約1本と少ないため、事前に時刻表をご確認の上、ご乗車ください。
NAVITIME – 泉佐野駅前 犬鳴線[南海ウイングバス南部] [日根野駅前/久の木(大阪府)方面] バス時刻表
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