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明日香音魂祭 2022レポート【明日香村おさんぽガイド|Asuka no yado】

2022.10.25

音魂祭

魂揺さぶる和太鼓のビート

世界で活躍する和太鼓集団「倭」。
彼らは年に一度、活動拠点である明日香村にて和太鼓フェス「明日香音魂祭」を催しています。
2022年は10月22日(土)天高くうろこ雲の浮かぶ秋の日に、国営飛鳥歴史公園の高松塚周辺地区「芝生広場」にて開催されました。

仮画像
明日香音魂祭の会場。今年は高松塚古墳のある国営飛鳥歴史公園の芝生広場にて開催。

「100年続くお祭りに」願いを込められた明日香音魂祭

世界を旅する和太鼓集団が主催

明日香音魂祭を主催する「倭-YAMATO」は、1993年の結成以来、国内外で演奏を行ってきた和太鼓集団。
樹齢400年の大木から作られた和太鼓を、全身全霊で演奏する姿のダイナミックな迫力は観る人を圧倒します。
楽器以外のすべてを自分たちで作り上げており、衣装・舞台・楽曲、そして太鼓を叩く「バチ」までも制作。
独創的なライブパフォーマンスは、アジア・欧州などの世界54ヵ国で4000回以上にわたって披露されてきました。

明日香の地で、100年続く祭りを創りたい

「倭-YAMATO」が世界中でライブツアーを行う中、活動拠点である明日香村にて「100年続く明日香の祭りを創ろう」という思いで開催する野外公演が「明日香音魂祭」です。
県内の和太鼓団体有志や、明日香村の子供たちもステージでパフォーマンスを行います。
祭りの会場は明日香村内の国営公園。2021年の春には、国営飛鳥歴史公園 石舞台地区でのスペシャルコンサートが行われました。

コロナ禍に負けないように…願いと希望を乗せて

2019年からのコロナ禍により、「倭-YAMATO-」も大半の公演を中止せざるを得ない状況が続いていました。
なにかできることを、とライブ配信などを行い活動を続けてきた彼ら。
明日香音魂祭の最後に、コロナ禍による閉塞感を解消し、元気を取り戻してもらいたいという、彼らの想いから花火の打ち上げを行います。

2022年の明日香音魂祭

会場へは公共機関を利用。飛鳥駅から徒歩でのルート。

明日香音魂祭2022年当日。
明日香村内の駐車場の多くは、17時ごろに閉鎖してしまうため、マイカーで向かうのはおすすめできません。
電車やバスを使って行きましょう。
会場の国営飛鳥歴史公園 高松塚地区「芝生広場」へは、近鉄飛鳥駅から徒歩10分ほど。
明日香村の中では大きな道路である県道209号線を東に歩いていきます。この道は、飛鳥駅前から真っすぐ進むだけなので迷うことはないでしょう。
車道に沿って敷かれた歩道を進んでいくと大きなカーブと登り坂が始まり、さらに歩くと公園の入口が現れます。

  • 左側は歩道と自転車道が分けられ、広くとられていますが、右側の歩道は1~2人分の幅しかないといった感じです。
  • 駅から歩いて向かう場合は、県道209号線の進行方向向かって右側を歩くと芝生広場へのアクセスが早いです。
    ただし右側の歩道は左側に比べて狭いため、お子さんを連れている場合や、自転車に乗っている場合などは左側を進むのがオススメ。
  • 左側の歩道を歩いていく場合、公園入口付近では車道側に生垣が続いており、芝生広場側へ直接道路を渡ることが出来ません。
    この場合は、国営飛鳥歴史公園館の方へ一度下り、地下道を通って芝生広場の方へ渡ってください。
  • 国営飛鳥歴史公園館側から芝生広場へと続く地下道。

飛鳥駅から国営飛鳥歴史公園 高松塚地区 芝生広場のルート

「国営飛鳥歴史公園 高松塚地区 芝生広場」の会場

  • 明日香音魂祭会場は15時から開場。チケットを購入して入場します。
    チケットは前売り券の他に当日券もあり。お手洗いなどは会場敷地外にあるため、腕に紙製のブレスレットを巻いてもらいます。
  • 会場入場時には検温のご協力を。
  • 椅子を持参している場合は、椅子用のブースも作られていました。
  • 会場の芝生広場。普段はピクニックやボール遊びをしている人が訪れる広々とした広場です。
    当日は、一人用レジャーシートサイズのビニールシートが配布され、その上に座るようになっていました。
    足腰が冷えやすいのと、芝の上とはいえ地面は硬いので、お尻の下に敷くクッションなどを持っていくのが◎。
    ひざ掛けや方に掛けられるブランケットなどもあればなお良いでしょう。
  • 会場では屋台が出店。金券購入制で、焼きそば、うどん、豚汁をはじめ、焼きトウモロコシやフランクフルト、玉こんにゃく、みたらし団子などのフードやビールやコーヒー、ソフトドリンクなどを販売。
    その他にも、オリジナルグッズやブランケットなども販売されていました。
  • 当日は暑さを感じるほどの温暖な気温だったためか、生ビールは早々に売り切れてしまっていました。

公演開始

  • 明日香村立聖徳中学校の和太鼓チーム「聖」
  • 16時からステージがスタート。
    「倭-YAMATO-」結成当時から人気のオリジナル曲「日向(ひゅうが)」から開幕。
    続いて明日香村立聖徳中学校の和太鼓チーム「聖」(ひじり)がパフォーマンスを披露。
    その後は御所太鼓「燿」、まほろば太鼓団「魁会」、魂源堂太鼓道場など計4チームが演奏しました。

倭-YAMATO-の演奏が開始

その後に明日香村村長の登壇を終え、いよいよ「倭-YAMATO-」のステージが開始。
雄たけびを上げ、大地を揺さぶるような力強い演奏に観客も熱狂。合間には出演者同士や観客との掛け合いなどもあり。
約一時間に及ぶパフォーマンスに、客席からは盛大な拍手が贈られました。

  • 提灯に火を灯してのパフォーマンス。
  • 三味線との共演。
  • 腹筋で起き上がり太鼓を叩くパフォーマンス。

スペシャルゲストもステージに。倭-YAMATO-との共演も。

  • ステージ後半には、2022年のスペシャルゲストが登場。
    往年のヒットソングを次々と披露し、最後二曲のロックナンバーには倭-YAMATO-の和太鼓演奏も加わり、迫力満点のステージが繰り広げられました。
    どんなゲストがやってきたのかは、倭-YAMATO-の公式ウェブサイトをごらんください。
    明日香音魂祭2022-Ontamasai|世界を旅する和太鼓集団「倭-YAMATO」
  • スペシャルゲストと倭の共演。

ラストは花火の打ち上げ!

  • 明日香音魂祭のラストには、前述の通り花火が打ち上げられました。
    コロナ禍で少し暗くなりがちな人々の気持ちを明るくし、みんなが笑顔になれる様に願いを込めた打ち上げ花火が秋の夜空に広がりました。
  • たくさんの花火が上がり、会場の人々が一斉に空を見上げていました。

アクセス

明日香村へのおでかけにはぜひ、「Asuka no yado」をご利用ください。
明日香音魂祭2022の会場となった高松塚古墳へは、徒歩26分と遠いのですが、昨年春の明日香音魂祭会場となった石舞台古墳へは徒歩7分とアクセス抜群。
「Asuka no yado」を拠点に、楽しい明日香村でのひと時をお過ごしください!
 

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