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🌸日根荘大木の里🌸伝統的な農村地帯の小さなコスモス畑🌸【泉佐野市おさんぽガイド|sano no yado】

2021.10.20

日荘大木の里のコスモス園

【2021.10.25 更新】
「sano no yado」のある南海泉佐野駅前からバスで30分程。
泉佐野市の大木(おおぎ)地区では、休耕田を活用したコスモス園を毎年10月に開園しています。
大木地区は荘園遺跡「日根荘(ひねのしょう)遺跡」の一部にして、大阪府で初めて「国の重要文化的景観」に選出された地区。
令和3年は10月9日(土)より開園し、閉園の10月24日(日)まで、訪れる人々の目を楽しませていました。

 

🏞️日根野荘大木の農村景観について

日根野荘大木の農村景観
▲[日根野荘大木の農村景観]。中央に見えるのは、永楽ダムを擁する里山「雨山」。
 

🌸中世日本の景観が色濃く残る荘園遺跡「日根荘遺跡」

奈良時代から戦国時代にかけて、貴族や寺社が領主となって田畑を開発した土地を「荘園」と呼んでいました。
「日根荘」は中世日本の荘園遺跡として、当時の景観が色濃く残されています。
公家の中でも名家と呼ばれる「九条家」の領地であったこの荘園は1234年に立荘され、宮内庁所蔵の「九条家文書」を中心に当時の様子を伝える文書が数多く残されており、寺社堂などの建築物や、ため池、丘陵など、中世からほとんど変わらない景観を保っている珍しい荘園です。
日本で唯一「枕」を祀っている「日根神社」と隣接する史跡「慈眼院」、数百年にわたって現代でも使用される水路「井川(ゆかわ)」、泉佐野市の城ノ山(土丸山)と熊取町の雨山の連山に存在した「土丸・雨山城跡」、修験道の霊場である「犬鳴山」の美しい渓谷と共に、「泉佐野市大木地区」も日根荘を構成する一部です。

 

🌸文化的景観とは?

平成16年文化財保護法改正で新たに文化財として位置づけられた文化財。
「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で、我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの(文化財保護法第二条第1項第五号より)」とされています。
文化的景観は、地域の日常生活に根差した身近な景観でもあり、日ごろはその価値に気づきにくいものですが、制度を設けたことにより、文化的な価値を評価し、保護して次世代へと継承していくことができます。
文化的景観の中でも特に重要なものは「重要文化的景観」として選定されており、「日根野荘大木の農村景観」はその一つにして、大阪府下で初めての、唯一(※令和3年10月現在)選定された文化財なのです。

 

🌸大阪府初の重要文化的景観「泉佐野市大木地区」


▲「泉佐野市大木地区」の景観の一部。
泉佐野市大木地区は、和歌山県との県境にある和泉山脈の自然豊かな山間盆地。地形を活かした農地や集落が営まれています。
かつて入山田村と呼ばれた地であり、当時の日根荘の領主であった九条政基が、4年間長福寺に滞在し記した日記「政基公旅引付(まさもとこうたびひきつけ)」の舞台でもあります。
古くからの農村地であり、そののどかで伝統的な景観は、平成25年に「日根荘大木の農村景観」として大阪府で初めての重要文化的景観に選定されました。
また、令和元年に「旅引付と二枚の絵図が伝えるまちー中世日根荘の風景ー」として日本遺産に認定されています。

 

🌸日根荘大木の里のコスモス園

重要文化的景観に選定されたことを契機に、豊かな自然と歴史が息づく環境を受け継いでいくため、地域は「大木まちづくり協議会」を発足。
地域の美観をより良くする活動の一つとして、平成27年度にコスモス園を開園しました。
令和3年で7年目となる同コスモス園では大木まちづくり協議会が中心となり、5月から耕運や草刈り等の準備を始め、8月上旬に種まきが行われました。
その後も開園時期に満開を迎えるよう間引きやネットを張るなどの管理を行い、令和3年10月に大阪府下の緊急事態宣言も解除され、今年も晴れてコスモス園が開園となりました。

 
泉佐野市から出発、神秘のパワースポットであり温泉地としても名高い「犬鳴山」へ向かう道すがらに、大木の里コスモス園はあります。
前述したとおり「日根荘大木の里コスモス園」は休耕地を利用して作られており、咲き誇るコスモスの数は約二万本と、規模は小さめ。

しかしながら古き良き日本のふるさとを思わせる山間部の農村の景観や、里山を遠景とする珍しい組み合わせは、一面に広がる広大なコスモス畑とは違った趣と魅力があります。
小規模でも花の密度は高く、畑の中を歩いて鑑賞できるよう、通路も設けられています。
ここでしか見れない風景が来園者を待っています。(※雨の翌日は靴が汚れやすいため、ご注意ください)

 

取材に行った日は7~8分咲き。一部に遅咲きの花の集まる場所があるので、見頃は閉園の24日まで続きそう。
花のお世話をなさっていた大木まちづくり協議会の方にお話を伺ったところ、令和3年は夏に記録的な長雨の続いた冷夏であり、また開花する今の時期を迎えるまでの十数日に日照りが続いたため、例年よりお花が細く育ってしまったそうで…。
しかし、背丈ほどに伸びたコスモスが風が吹く度一斉に揺れる様は、花の美しさと生命力を強く感じる圧巻の光景でした。

 

🌸コスモスの摘み取り販売もあります

「日根荘大木の里コスモス園」は、コスモス畑の中の通路を歩きながら花を愛でることができる観賞用の畑とは別に、摘み取り用の畑も作られています。
受付でお花の摘み取りを希望すると、ハサミを貸してくださいます。畑にはいろんな色のコスモスが咲いており、1本20円でお一人様五本まで摘み取れます。
 

こちらが摘み取り用の畑。観賞用の畑のある場所から、坂道を少し下ったところにあります。
 

「大木まちづくり協議会」のテントが受付。地元大木の方々が運営されています。
お花を持ってくると、地元でとれたイネやススキと一緒に新聞紙に包んでくれますので、持ち帰ってすぐ花瓶に挿せます。
こちらの受付では地元農家さんが作ったお米や、土日には野菜や飲み物の販売も行っているそう。

▲地元農家さんが作ったお米も販売。伊勢神宮の神田で発見されたコシヒカリの突然変異種「イセヒカリ」や、岐阜生まれのお米「いのちの壱」の最高級品種でコシヒカリの1.5倍の大粒品種「龍の瞳」など、大木の美しい水で栽培された美味しいお米です。

 

🌸日根荘大木の里のコスモス園の場所🌸

「日根荘大木の里のコスモス園」は、南海ウイングバス犬鳴線の境界橋バス停から徒歩1分。
南海ウイングバス犬鳴線は泉佐野駅前バス停が始発。
「sano no yado」からなら徒歩すぐのバス停から1本でお出かけできます。
「gomon no yado」のある熊取町からは、バスだけを乗り継ぐか、電車と併せての移動となります。
コスモス園の開催中は駐車場が用意されますが、停められる台数は多くありませんので、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

 

▼sano no yado からのルート

▼gomon no yado からのルート


 

▼開園・開花情報はこちらから(令和3年版)

コスモス園は10月24日(日曜日)をもって閉園しました

 
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